湿布による接触性皮膚炎(いわゆる湿布かぶれ)が起こった患者さんの多くは湿布の中の成分に対するアレルギーが原因と考えられますが、アレルギーが原因よりも湿布を剥がす時に起こることが多いのです。湿布薬を取る時に真皮(皮膚の表面の細胞)も一緒にはがしてしまい、因幡の白ウサギのような状態になって赤くかゆみがでてくるのです(川原康慈:経皮吸収型製剤のタイプと使用感.薬局.64: 3153-3157,2013.)。湿布かぶれをし易いという人は湿布を剥がす時にベビーオイルなどを湿布と皮膚の間に塗りながらゆっくりと剥がしてみましょう。さらに言えば、湿布薬よりも塗り薬のほうがおすすめです。 湿布かぶれを放置しておくと、そこから雑菌が入って化膿してくることがあります。腰痛の治療のため腰に貼った湿布の下の皮膚の状態は自分で見ることができませんので、「ヒリヒリする」と思えば、他の人に見てもらって、化膿しているようであれば、抗生物質入りのかゆみ止めの外用薬を塗るようにしましょう。論文の解説 江坂の整形外科診療所 戸田リウマチ科クリニック院長 戸田佳孝 戸田クリニックホームページ: #江坂 #整形外科 #湿布 #かぶれ #江坂駅 #吹田市 #はがす #アレルギー #予防 #接触性皮膚炎 #ベビーオイル #化膿 #抗生物質 #かゆみ
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